新・温故知新 DURA-ACE編 その1

今や世界最高峰ともゆわれるシマノ DURA-ACE

 

今回は、DURA-ACEなのにDURA-ACEの名を冠されなかったモデルをご紹介します。

 

こちらがそのモデルです。

 

pc画像 002.jpg

 

シマノ クレーン です。

クレーンとは、鶴のことです。

シマノのレーシングコンポーネント ”ジュラエース” にチョイスされ、そのリアディレィラーとして組み込まれました。

(発売当時DURA-ACEの日本語表記はジュラ(またはジラ)エースと表されてました)

ギヤクランクやハブなどは、そのコンポーネント専用に最初からジュラエースとして開発販売されたのですが、リヤディレィラーはコンポーネント発売以前からラインナップされていたこのクレーンが流用されました。

もちろん、そのままで流用されたのではなく、細かい部分に改良が施されております。

 

pc画像 004a.jpg

 

例えばアウターワイヤー受け部分に、ワイヤーアジャスターが装備されました。

インナーワイヤーが伸びたら、シフトのレスポンスが遅れます!

それを瞬時に調整するべく装備されました。

 

それ以外には、上下のピボットボルト(エンド取り付けボルトとプーリーケージ取り付けボルト)にSHIMANOの刻印が入りさらに軽量化のためにボルトが中空化され、樹脂製カラーが挿入されたり・・・

 

こういった改良が成されたクレーンは、満を持してジュラエースのコンポーネントに組み込まれ、さらにヨーロッパプロロード界へと投入されたのです。

 

pc画像 003a.jpg

 

ヨーロッパプロロード界へ送り込まれたジュラエースですが、結果がでるまで随分時間がかかりました。

その辺のお話は、最近出版されたムック誌に掲載されているので割愛します。

 

実はこのクレーンには、もう一つの顔があったのです。

 

それはまた次回。

 

 

2012・02.02

Author Take.

 TOPPAGEIndex TOPPageTop