新・温故知新 DURA-ACE編 その1
今や世界最高峰ともゆわれるシマノ DURA-ACE
今回は、DURA-ACEなのにDURA-ACEの名を冠されなかったモデルをご紹介します。
こちらがそのモデルです。

シマノ クレーン です。
クレーンとは、鶴のことです。
シマノのレーシングコンポーネント ”ジュラエース” にチョイスされ、そのリアディレィラーとして組み込まれました。
(発売当時DURA-ACEの日本語表記はジュラ(またはジラ)エースと表されてました)
ギヤクランクやハブなどは、そのコンポーネント専用に最初からジュラエースとして開発販売されたのですが、リヤディレィラーはコンポーネント発売以前からラインナップされていたこのクレーンが流用されました。
もちろん、そのままで流用されたのではなく、細かい部分に改良が施されております。

例えばアウターワイヤー受け部分に、ワイヤーアジャスターが装備されました。
インナーワイヤーが伸びたら、シフトのレスポンスが遅れます!
それを瞬時に調整するべく装備されました。
それ以外には、上下のピボットボルト(エンド取り付けボルトとプーリーケージ取り付けボルト)にSHIMANOの刻印が入りさらに軽量化のためにボルトが中空化され、樹脂製カラーが挿入されたり・・・
こういった改良が成されたクレーンは、満を持してジュラエースのコンポーネントに組み込まれ、さらにヨーロッパプロロード界へと投入されたのです。

ヨーロッパプロロード界へ送り込まれたジュラエースですが、結果がでるまで随分時間がかかりました。
その辺のお話は、最近出版されたムック誌に掲載されているので割愛します。
実はこのクレーンには、もう一つの顔があったのです。
それはまた次回。
2012・02.02
Author Take.
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